哲学ラジオ[第12回]ソクラテス1-12「ソクラテス裁判の流れ その1」



不敬神と若者への悪しき教育という罪で訴えられたソクラテス。紀元前5世紀の裁判はそのシステムが現代の裁判と大きく異なります。穴の開いた水瓶を使って弁論の時間を平等に保ったり、青銅製の投票具を使ったりと、さまざまな工夫がなされていました。

もっとも注目すべきは、有罪となった人が自らの罪にふさわしい刑罰を主張するというユニークな制度。この制度のなかで行われた裁判で、ソクラテスが求めた刑罰はわざと自分が生き残る道をふさいでしまうようなものでした。

ソクラテスは自身にふさわしい刑罰についてどう弁じたのか?古代ギリシャにおけるポリスの成立など他ではなかなか聞けない話もふくめて、ソクラテスの運命を決めた決定的なターニングポイントについて詳しく見てゆきます。


0:00〜 誰がソクラテスを訴えたか?
1:59〜 裁判当日の流れ
3:42〜 原告・被告がともに刑を申告する裁判
5:25〜 ソクラテスの場合
6:57〜 ソクラテスが求めたプリュタネイオンでの食事とはどういうものか/古代ギリシャにおけるポリスの成立史


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出演:栗山はるな/土岐悠太/渡辺洋平
構成:土岐悠太
Twitter:哲学ラジオ(@tetsugaku_radio


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